今日からホームヘルパー2級講座の実習がはじまりました。
本日は某特養ホームでの実習でした。
一日終わってみて、想像していた以上の仕事で、
くたくたになりました。
帰りの電車で空いている席があったら、思わずそこ目掛けて
腰をかけてしまいたくなるほどでした。
そこでやったこと(と言っても、そんなにすぐに戦力になるハズがなく、
職員のみなさんがやるのを見学させていただきながら、できることを
徐々にやってみる、という感じです)は、
・各お部屋のゴミ集め → 施設内の様子、利用者のみなさんの様子などが何となくわかります
・コミュニケーション → 100歳の方を見守りながらのコミュニケーション、
「一体何を話したらいいのかしら?」
と、これはなかなか難しかったです。
・歩行と車椅子移動の介助 → ベッドから車椅子への移動は職員の方がやるのを
見させていただきました。学校で習ったボディメカニクスを利用して、大柄の方を
”ひょい”と移動させていたのは本当に見事でした。
車椅子を押すのも初めての経験。サイズも異なる、色んなタイプの車椅子
があり、ドアやテーブルにぶつからないように、実際にやってみると
とても気を使います。
・食事の介助 → スプーンで食べさせて差し上げるんですが、これは
最初は慣れなくて、利用者の方も時折目を開けて、食べにくそうになさって
いたのですが、
途中から、声がけをしながら、心を込めて一口ずつ差し上げると、
意思疎通ができるようで、スムーズにいきました。
・入浴の介助 → これは暑い浴室内で大変なお仕事です。
私は着替えの介助、そしてドライヤーを使って髪の毛と足の指の間を
乾かす介助をしました。
入浴中も着替えでも、残存機能をマックスに使って、
利用者の方がご自分でできるところはご自分でやるように
します。
思っていた以上に、みなさん動いてご自分でなさっていました。
でも一度、着替えの介助がうまくできなくて
「痛いよ!」
と言われてしまったときにはヒヤッとしました。
タオルで背中を拭いて差し上げる時やドライヤーで髪の毛を
乾かす時もなるべく声をかけて、心を込めてやると
みなさん気持よさそうになさっていました。
今日一日、実習を通して、本当に気を緩めることのできない
職場、そして忙しい中で、
職員のみなさんの介護の
テクニックはもちろん、利用者の一人ひとりの個性や特徴を
きちんとつかんでさりげない厳しさでADL(日常生活動作)に
少しでも近づける介護をしていたこと、
そして常に笑顔で対応していたのには本当に感心しました。
思っていた以上に若い職員の方が多かったことにも驚きました。
今日一日、ありがとうございました。
特養ホームでの実習は今日と明日の2日間。
明日は今日よりも役立つことができますように…。
明日もがんばってきます。